都立高校受験について
都立高校の入試は「推薦入試」と「一般入試」があります。
「都立高校の推薦入試」と私立高校の単願推薦(優遇)、併願推薦(優遇)は全く内容が異なります。
くわしくは「都立高校 推薦入試」をご覧ください。
各都立高校の合格基準は合格率80~60%の値になります。
書かれている成績があっても、必ず合格できるものではありません。
都立高校合格の目安として参考にしてください。
都立高校 推薦入試
都立高校の推薦入試は、多くの高校で志望率が2~3倍、高校によっては5倍を超えることもあります。
私立高校の場合、一部を除き合格の確約がもらえますが、
「都立高校の推薦」は、多くの生徒が不合格になるものです。
推薦が終わっても結果が出るまでは一般受験のための受験勉強を続ける必要があります。
都立高校の推薦入試の一般的な選考方法(一部の学校では口頭試問があります)
調査書点+個人面接・集団討論の得点+小論文など
調査書点(一般入試とは計算方法が異なります)
評定(各教科の1~5の成績、最高45)を得点化
または観点別ABCを得点化
例(調査書点が200点の都立高校の場合)
評定がオール4の生徒(評定36)
調査書点=200×36÷45
個人面接・集団討論の得点
個人面接の得点のみの都立高校と
個人面接と集団討論を得点化する都立高校があります。
小論文など
都立高校により、小論文、作文、実技のいずれかが指定されます。
都立高校 一般入試
都立高校の一般入試は、学力検査+調査書+スピーキングのテスト(+面接、小論文など)の
合計点で決まります。
田園調布高校や八潮高校など、1次と2次の分割募集を実施している学校もありますが、
多くの学校では1回の入試で決まります。(倍率が1倍未満の場合は2次募集がおこなわれます。)
都立高校の一般入試の一般的な選考方法
学力検査(入試)+調査書点+スピーキングテスト(一部の高校:+面接や小論文など)
比率7:3の場合(多くの都立高校で採用)1020点満点
学力検査(入試) 700点
5科目合計点×1.4(最高700点)
(入試が3科目の都立高校もあります)
調査書点 300点(推薦入試と計算方法が異なります)
合計成績÷65×300
※合計成績(最高65点)=5科目(最高25)+4科目(最高40)
※5科目(英・数・国・理・社)=各科目の成績の合計(最高25)
※4科目(美・音・保体・技家)=各科目の成績の合計×2(最高40)
スピーキングテスト 20点
11月に実施されるスピーキングテストです。
A~Fに採点され、A=20点、B=16点、C=12点、D=8点、E=4点、F=0点
※問題を自校で作成している高校
英数国 日比谷高校・戸山高校・青山高校・西高校・八王子東高校・立川高校・国立高校
新宿高校・隅田川高校・国分寺高校
英語 国際高校
都立高校の入試には、5科目の合計点で合否を判定するため、3科(英数国)だけでなく、理科・社会も大切です。
受験勉強は5科目の合計点を上げることを考えなければいけません。
また、成績は9科目が関係します。
一般受験に関しては、実技(音楽・美術・保体・技家)の成績が2倍になるため、5科目よりも重視されています。
提出物や定期試験で9科目全部に力を入れなければいけません。
試験対策は無料、2週間前から
朋友学院は定期試験の前には英数国理社のすべての科目の対策を、通常授業以外に時間を延長しておこないます。
講習を受講した生徒や初めて対策を受ける生徒は無料です。
また、実技(音楽・美術・保体・技家)の対策もおこないます。